先日大統領が変わったスリランカで、大統領選挙前の大盤振る舞いされた中古自動車の輸入関税に関して、ニュースの一方が入って着ましたので、取り急ぎレポートします。新大統領政権下で、昨年終盤大きく緩和された中古自動車輸入に関しての関税が見直しされ、それまで圧倒的優位でしたハイブリッド車の関税が大きく変わりそうです。まだ書面が届いておりませんが、一報の内容は登録から1年未満(現地通関完了時)で+20%増税、1年~2年で+70%の増税となるとの事で、現在書面で裏を取っているところです。マレーシア、ミャンマー、スリランカは、業者用オークションで値段が跳ね上がった経緯で、貿易業者のみならず国内自動車業界の方々が注目しているマーケット。昨年からはスリランカ向けのハイブリッド自動車が品薄も手伝って高騰した訳ですが、今回の税率改訂でどのように市場が動くのか、注目されそうです。上記の税制が確定ならば、1~2年のスリランカ向け中古自動車にとって、逆風となるかもしれません。しかしコロコロ税制が変遷するのは、如何なものかという思いがしてなりません。