昨年国内過去最高の78万7361台を販売し絶好調のスズキ自動車ですが、販売した車輌の9割が軽自動車ということで、今年は登録乗用車の販売を伸ばすために車種を拡充すると発表しました。第一弾はハンガリーで生産する世界戦略車のクロスオーバーモデル「SX4 S-CROSS」の逆輸入を開始、2015年初頭にはこれまた世界戦略車の新型コンパクトSUV「VITARA」(日本名エスクード)の投入(いずれも1.6リッター4WD仕様)も予定しているそうです。今後も海外戦略車を中心に、本邦登録乗用車向けに逐次投入する予定。「VITARA」は「エスクード」として販売するのかまだ不明ですが、エンジンの大型化で顧客が離れたエスクード、今度は原点回帰で1.6リッター仕様で国内小型SUV市場の巻き返しを図る。