日産車体は九州子会社の1時間当たりの生産台数を、今年度に現状の31台から33台へ引き上げると発表。円安を背景に輸出向け車輌の需要が急拡大、大型のSUVを生産している同子会社は、残業や休日出勤で対応しているが人材不足で期間従業員の確保が厳しくなっていることも有り、ラインの改善によるフレキシブル性を向上させ、増産の対応を図る狙い。日産車体九州工場は、SUVの「パトロール」(日本名サファリで現在生産中止)、やインフィニティブランドの「QX80」の他、「エルグランド」、「クエスト」、「NV350キャラバン」の合計5車種を生産しており、特に北米向けと中東向けのパトロールが高水準で推移しています。同子会社は稼動当初は1時間当たり30台の生産体制でしたが、2013年度には31台、今回はラインの改善でモノコック車とフレーム車を1ラインで効率良く生産する予定。