三菱ふそうトラック&バスは、2010年に撤退したハイブリッド事業に再参入を決めました。東京オリンピックを機に観光立国を目指す国策に乗じる形で、新たに開発したハイブリッドバスを市場に投入する予定。三菱ふそう撤退後、HVバス市場は日野自動車が優位に市場を押さえておりますが、いすゞもオリンピック特需狙いでHVバス事業を強化しております。今後三菱ふそうが再参入することで、国内のHVバス販売の競争が激化すると思われます。
現在アジアからの旅行者は大型ツアーで来日するケースが多くなっておりますが、中間層が今後順調に伸びれば、最少催行人員を少なくした、コンパクトツアーの需要も期待できるでしょう。そうなればいわゆるミニバスサイズの、コースターや、ハイエースコミュータークラスの需要も膨らむ可能性が有るでしょう。