トヨタ自動車とホンダ技研工業の2014年上期のハイブリッド車の世界販売台数が発表され、トヨタは前年同期比5.7%増の66万5700台、ホンダは同105.8%(2倍以上)の15万9000台となりました。トヨタに関しては欧州と国内が牽引、ホンダは国内が大きく寄与しての大幅増となりました。世界販売台数における国内販売比率は、トヨタが56%、ホンダが84%と共に本邦市場での販売が鍵を握る形。ホンダは本格的HVの車種構成が十分では有りませんが、HVの先駆社トヨタは既存のプリウスシリーズ、アクアの他、カローラHV、SAI、ハリアーHV、ヴォクシーHV、ノアHV、エスクワイアHV、レクサスシリーズHV各種、そして売れ筋大型ミニバンのアルファードやヴェルファイアもFMCモデル(年末~年始)からHVを踏襲する予定で、まさに磐石の態勢となっております。(一部日刊自動車新聞)
今後新冷戦に突入した場合、資源獲得や原油調達状況も不透明になるので、燃料電池車が一般化されるまで中・大型ミニバン/大型RV車等は、ハイブリッド化やディーゼルラインナップは必須になるかもしれません。