トヨタ自動車は29日にレクサスの新ブランドNXを発売します。ラインナップはNX200tの2.0リッターターボ(8AR-FTS)と、NX300hの2.5リッターアトキンソンサイクルハイブリッド(2AR-FXE)の2種で、それぞれ4WDもラインナップされる。NX200tは6速オートマチック仕様、NX300hは電気式CVTを採用し、ベース、アップグレード、ラグジュアリー、スポーツとラインナップも豊富となっております。6月から受注を開始しましたが、発売開始前の1ヵ月半ですでに4000台以上受注が入っており、初動3ヶ月月間受注計画1200台をはるかに凌駕する受注となっている。国内一般ユーザーはもちろん、業界の方々も大量に注文を入れており、前回のハリアーのような業者用オークションの高騰が予想されます。国内ユーザーはハイブリッドもオーダーされておりますが、海外顧客及び貿易会社推計では圧倒的に2リッターターボの方が人気となっております。
海外顧客人気グレードはNX200t F SPORTが8割を超え、人気カラーは新色ソニッククォーツ(085)、ブラック(212)で9割を占める。人気オプションはパノラミックルーフ(100%)、パワーバックドア(100%)、ヘッドアップディスプレイ(90%)、マークレビンソン・プレミアムサウンドシステム(90%)、パノラミックビューモニター(90%)、ブラインドスポットモニター(90%)、クリアランスソナー(90%)、3眼LEDヘッドランプ(100%)、オートマチックハイビーム&レーンデパーチャーアラート(90%)、後席リクライニング(90%)、プリクラッシュセーフティ(15%前後)というのが、ヒアリングの結果。
中小型SUV市場は再び脚光を浴びているセグメントということは、さんざんレポートして参りましたが、このレクサスNXシリーズは納期を待てない顧客需要を囃して、業者用オークションでぶっ飛ぶ可能性が高いと思われます。
レクサス・NX200t
全長:4.63m 全幅:1.84m 全高:1.64m
原動機型式:8AR-FTS IN-LINE4 DOHC 16 VALVES + VVT-i W
エンジン馬力:175KW (238馬力) /4,800~5,600
エンジントルク:350N・m (35.7kg・m) / 1,650~4,000