2015年に「KD型」から刷新する新型ディーゼルエンジン「GD型」供給体制で、参入企業が続々と決定してきている。従来の参加企業群はもちろんだが、2013年から産業用エンジン向け過給機の生産を開始した豊田自動織機が自動車用過給機を初供給、ディーゼルエンジンの過酷な内部環境に合わせて専用開発したメタルガスケットは、日本ガスケット(大豊工業傘下)と、新型ディーゼルエンジン開発に向けて順調に推移しております。

 トヨタ自動車の次期IMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle)は、2002年頃に発表された主に新興国を主戦場とした次世代型の多目的車で、10年以上の年月を経てようやく発進する。このトヨタIMVは、ガソリンも含めて年間100万台規模を視野に入れる世界戦略車で、世界10カ国5車種を生産するまさにグローバルモデルである。