新開発のスカイアクティブ1.5Lディーゼルエンジンは、アクセラに搭載された2.2L同様効果なNOx後処理装置無しで、ユーロ6規制や本邦の新長期排ガス規制に適応させつつ、高効率過給+低圧縮の技術を踏襲させました。ただディーゼルエンジンの小型化に伴い、通常は燃費効率が悪化するのですが、それを解決すべく多くの新技術を採用。

理想的な低圧縮比14.8、バリアブルジオメトリーシングルターボという、シンプルながらターボチャージャーのノズル(羽根)の角度を可変にして広範囲の領域をカバーし、小型車に必要十分なトルクを効率的に供給。冷間始動時には可変ノズルを閉じ、排気ガスをシリンダー内に還流させることで燃焼前の空気温度を適正化させ、燃焼の安定性も確保させる。またエンジンの小型化で燃焼室側面での熱損失発生を抑制させる「高分散噴霧ソレノイドインジェクター」や「段付エッグシェイプピストン」の採用や過度燃焼制御技術により冷却損失を制御させるとの事。(細かい技術はマツダのHPを御参照下さい)(一部日刊自動車新聞より)

DRIVE TRAIN:FRONT MOUNTED IN-LINE 4 DISESEL + DIRECT INJECTION

ENGINE CAPACITY:1.497 L

BORE & STROKE:76.0mm X 82.5mm

COMPRESSION RATIO:14.8

ENGINE POWER:77kW (105PS) /4000rpm

ENGINE TORQUE:250N・m (25.5kgf・m) /1500~2500rpm