パテント・リザルトが発表した「自動車メーカー他社牽制力ランキング2013」によると、トヨタ自動車が9426件でトップ、2位日産自動車5401件、3位ホンダ技研工業3987件、4位マツダ自動車、5位豊田中央研究所、6位富士重工業(スバル)と続きます。この牽制ランキングというのは、他社メーカーが特許申請をするに当たり、審査過程で拒絶された件数を元に算出しており、件数が多ければ多いほど有能な特許を保持している事になる。
トヨタの特許で最も引用された特許は、電動車輌及び車輌用給電装置、日産は充電スタンド情報提供装置、ホンダは車輌用クラッチの接続状態判定装置及びこれを用いた変速制御装置だったとの事。
中国・韓国の廉価車輌販売が世界で伸びていく中、本邦自動車メーカーの差別化を図る次世代型の車輌開発の動きは、より加速するものと思われます。(一部日刊自動車新聞より)