トヨタ自動車開発コード470A の燃料電池車(FCV)が今年12月中旬から生産を開始し、来年1月から販売を開始致します。90年代から夢のゼロエミッション自動車として開発が続いておりましたが、ようやく陽の目を浴びることとなったFCV。ヒンデンブルグ号の悲劇を起こさないために衝突時の安全性能、水素タンクの高剛性、燃料電池のコストダウン化、高性能化など様々な難問を解決したうえでの市販化ですから、称賛に値すると思います。
開発当初1台1億円、その後も数千万円と言われてきましたが、肝の燃料電池にレアメタル・アースの代わりにニッケルを持ちる事で大幅なコスト削減に成功、販売価格はレクサスLSのエントリーモデルも安い800万円前後となる公算が強い。