先々週から特に米国NASDAQ市場での大きな下げが目立ち、本邦も黒田日銀総裁の会見も相まって大幅な下落トレンドを形成している現在。今回のことの発端はNASDAQ市場が昨年から大幅に株価が上昇し、その利益確定売りが米国確定申告日に合わせて行われたとの情報が入って参りました。米国確定申告期日が4月15日ですから、その前に大きく上昇トレンドを形成したモメンタム株(フェイスブック・テスラモータースなど)を中心に換金売りがされた模様です。それに合わせるかのように3月下旬から上昇してきた本邦の株式も、失望売りという事で売り一色となりました。今回下値抵抗線だった14000円を一時的にも死守出来なかったため、TPPの締結や日銀金融緩和、成長戦略の実施などが無い場合引き続き弱含む可能性が高いかもしれません。