ハイブリッド車の国内販売台数が2013年度に初めて100万台を突破、登録自動車に占める割合でも29.9%を占める結果となりました。(日刊自動車新聞より)

 アベノミクスが始まってからの円安の常態化、地政学リスクによる原油先物価格の高止まりによって、ガソリン卸売り価格も同様に高止まりしたままになっております。以前のリーマンショックのようなガソリン価格高騰時にも何とか対応出来るように、ハイブリッドや軽自動車に人気が集中した事を裏付けました。国内販売業者の方々と打ち合わせをする事も多いのですが、以前は何馬力だとかトルクがどのくらいだとか、若い方を中心に良く聞かれたものでしたが、最近はまず燃費の事を聞かれるケースがほとんどだそうです。特に郊外や地方部はまさに庶民の足なので、ガソリン価格は生活費にダイレクトに利いて参ります。自動車販売に関して、ハイブリッド車と軽自動車が双璧を成す存在感となり、今後も更に加速するものと思われます。