トヨタ自動車が6日第二四半期決算を発表、2014年3月の通期業績を上方修正し、営業利益が前期比66.6%増の2兆2000億円となる見込みとの事です。この数字は2008年3月期の2兆2703億に匹敵する水準で、トヨタ自動車の完全なV字回復を改めて示した形となりました。先日の日産を除き、自動車メーカー各社は、金融相場後の業績相場へと順調に推移した形になり、しばらくは好業績となりそうです。通期の世界販売台数は、本邦で1万台増、欧州・米国各2万台増、アジアでは6万台減という事で、当初の予想910万台を据え置きました。 為替レートは対ドルで97円、対ユーロで130円に設定しておりますので、為替の動向次第では、更なる上方修正も有るかもしれません。世界のトヨタの面目躍如というところでしょう。

(ブコビッチ)