三菱自動車が4~9月期の半期の決算発表を行い、当期純利益は前年同期比166億円増(55%増)の467億円になりました。国内販売では、新型EKワゴンシリーズが牽引、北米ではカナダメキシコが増加、欧州では新型アウトランダーや新型ミラージュで微増、アセアン地域はフィリピン、インドネシアは好調、タイは補助金終了の影響で減少、その他中南米、オセアニア、アフリカも順調に推移しての好決算発表となりました。もちろん他メーカーと比較すると見劣りはするのでしょうが、ようやく順調な基調に入って来たのかもしれません。

 更なる飛躍をするには、パジェロシリーズ(含む中・小型)、本邦ではパジェロ・ミニ5ドアを社運を掛けて開発して欲しいもので御座います。エンジンは次世代ディーゼル、ディーゼルハイブリッド、ガスハイブリッドも併せて開発すれば、更なる飛躍が期待出来るでしょう。その先には欧米の自動車メーカーとの提携も視野に入ると思われ、V字回復も夢では無くなるでしょう。三菱自動車はもちろん、大株主の三菱商事、三菱重工業の手腕にも期待したいところです。

(ブコビッチ)