ヒュンダイ自動車に激震が走っています…。本国での労働者搾取、不当解雇、雇用形態に於いてデモが相次ぎ、米国で燃費性能の水増し事件、ブレーキランプ不点灯、事故発生時のエアバック作動時に天張りが落下するなどを含む187万台大量リコールなど、様々な問題を同時多発的に起こしていたヒュンダイ自動車ですが、ここにきて4月から販売を開始した、新型サンタフェで前代未聞の雨漏りによるリコールが発生しました。当初は否定し続けてきましたが、8月に公式に謝罪、無償修理及び補償期間を5年間に延長することを発表。しかし納得のいかないユーザーは、ソウル中央地裁に新車と交換するべきだと集団提訴致しました。

 そういった最中では有りますが、今月26日ソウル市内のホテルで新型プレミアムセダンのジェネシスを発表し、ヒュンダイ自動車のブランドイメージアップを図り、欧州高級車に流れている韓国国内顧客の囲い込みを狙い、世界市場にもフラッグシップカーとして認知させる狙いがあるものと見られます。

(ブコビッチ)