BMWジャパンは、13日電気自動車の“i3”とプラグインハイブリッドの“i8”を発表、既存店舗186店舗の中から選定した46店舗で販売を開始致します。 両車とも量産車初となる炭素繊維強化プラスチック複合材料(CFRP)を車体骨格部に全面採用し、250Kg~300Kgもの軽量化に貢献しました。この材質は以前のブコビッチの経済レポートで配信した通り、今後の電気自動車やハイブリッド車だけで無く、コスト削減が可能になれば量産車もこの新材質に変遷すると思われ、カーボンファイバー強化プラスチックやマグネシウム合金を用い、車輌の軽量化競争も来年以降本格化するでしょう。東レ、帝人、熊大マグネシウム、非常に面白いと思われます。
i3は、最大出力170馬力、250N・mを発生させる電気モーター、総電力量22キロワットのリチウムイオン電池、i8は、PHV方式で電気モーターと1,500cc直列3気筒ツインターボエンジンを踏襲します。充電方式は日本仕様のみ普及されているチャデモ方式で販売し(他国はコンボ方式)、急速充電では30分で80%回復、普通充電では約8時間でフル充電となります。
(ブコビッチ)