紆余曲折有りました軽自動車業界ですが、ここ数年の離合集散で大きく4社の体制となりつつ有ります。ダイハツ・スバル・トヨタグループ、スズキ・マツダグループ、日産・三菱グループ、そして独立独歩のホンダの4強体制となりました。ホンダも子会社の八千代工業生産体制を、N-BOXから主力の鈴鹿生産に切り替え、昨年はシェア倍増の16%とし、今年も好調を継続し更なるシェア拡大を狙っております。来年以降の販売シェアの勢力図はどう変遷するのか、非常に楽しみでは有ります。ただTPPやFTAでやり玉に挙がっている日本のガラパゴス規格である軽自動車、欧米からの圧力がかなり強いという事は、それだけ販売台数を伸ばしている証拠なのでしょう。
(ブコビッチ)