日産のムッシュカルロス・ゴーンが出張を急きょ取り止め会見を開くという事で、重大な発表が有るのでは無いか?と色めき立ちましたが、結局第二四半期の報告、人事の発表及び今後の戦略に終始致しました。本邦では軽自動車、小型車、小型ミニバンを中心に増加、北米3国も増加、しかし欧州やBRICsを中心とした新興国などで販売が落ち込みました。経済レポートでも配信致しましたが、新興国の経済低迷、チャイナショック、ユーロ圏の経済低迷、など経済状況はいまだ暗中模索状態で、アメリカの量的緩和、ユーロ圏失業率(景気)、日本の量的緩和の影響をダイレクトに受けますので、社運を掛けたハイブリッド戦略を前倒しする必要性が有りそうです。特に世界シェア8%、利益率8%というからには、時代の潮流である本格的なハイブリッド車のラインナップは至上命題となるでしょう。
(ブコビッチ)