ホンダが満を持してオデッセイを刷新し、ミニバン市場に殴り込みを掛けました。このモデルからミニバンで一般化している両側スライドドアに変更し、薄型の燃料タンクを用いることで、乗り口のステップの高さを30cmまで押し下げる事に成功しました。エンジンは日本初投入EARTH DREAM 2.4リッター直噴DOHC i-VTECのCVTトランスミッションで、JC08モードでリッター14Kmを叩き出します。7人乗りの2列目シートにオットマンを装備した、プレミアムクレードルシートを用意し、送迎用等のニーズ層も狙います。大型ミニバンで圧倒的に販売好調なアルファード・ヴェルファイアにどこまで喰い込めるか、楽しみでは有ります。ネガティブな要素は、心をくすぐられないインパネ廻り、サンルーフ設定が無い、ハイブリッドの設定が無い、車高の設定。ホンダのミニバン戦略は、どのような販売結果をもたらすのでしょうか?
(ブコビッチ)