三菱自動車は2013年4月~9月までの半期の決算を営業利益は148億円増の508億円、経常利益は270億円増の610億円、当期純利益は277億円増の467億円に。販売台数は5月末からの新興国での景気減速で落ち込みましたが、それまでの新興国での販売や円安が寄与し、見事な上方修正となりました。
リコール隠しの際に正直に謝罪しなかった旧経営陣の愚策により、本邦では乗用車部門で販売実績トップ30にも入る事が無くなってしまいました。軽自動車部門は、日産と共同開発したEKワゴンが、かろうじて軽自動車販売の10位に入っているのが現状。その中で新興国では概ね順調に販売台数を伸ばして上方修正に多大に寄与致しました。アメリカ量的緩和縮小延期により、来期もしばらく新興国特需の恩恵を受けられそうです。
(ブコビッチ)