ここ最近ディーゼル車の話題を多くとりあげましたが、中古自動車業界並びに輸出業界の方々のためだけに声高に発言したのでは無く、資源の効率的な活用を考えてのことで御座います。原油の生成過程でできる軽油は本邦で使用しきれずに海外に輸出されております。前都知事のディーゼル悪玉論や最近の天然ガストラックの普及も相まって見事にバランスが悪くなってきております。バランス良くとは難しいと思いますが、ディーゼル車の普及も考えてみる機会では無いでしょうか。現在プラスチック製品が非常に多く、そのため原料のナフサのみ足りないという状況下で、ガソリンも余って来ているのが現状です。しかし今後はシェール革命により、プラスチック製品をアメリカから輸入する時期が近いうちにくるでしょうから、全てのバランスを考えるなら、やはりリセールバリューも期待出来るディーゼル車の普及は、欠かせないと思います。 アメリカからシェールガス、ロシアから天然ガス、現在ジャパンプレミアムで中東から買わされている天然ガスの代わりに、米・ロ双方からバランス良く購入したいものですね。

(ブコビッチ)