先週金曜日にハイブリッドカーの状況を御案内させて頂きましたが、ここにきてディーゼル車輌の販売も好調になって参りました。特に販売が好調なのは欧州車で、2012年のユーロ危機の状況から比較するとユーロ高の状態で多少売りづらいと思われるこの状況下で、ディーゼル車の販売が順調に推移しているのが判ります。以前は悪の枢軸とも言われたディーゼル車ですが、ディーゼル比率が非常に高い欧州から高品質のディーゼル車輌が輸入され、郊外地域や地方での販売が順調に推移していると各ディーラーから報告が上がっております。
本邦も日産・マツダ・三菱を始めディーゼル車の見直し気運が高まってきており、軽自動車・ハイブリッドカー競争の中にディーゼル車が割り込んでくる可能性も有るかもしれません。元々燃費が良かったディーゼルエンジン、ごく近い将来ディーゼルハイブリッドカーがガソリンハイブリッドと双璧を成す可能性が非常に高く、RV、ミニバン、中・大型車にディーゼルハイブリッド踏襲化が常態化する可能性も非常に高いと思われます。またディーゼル中古車輌は、海外からの人気も高いのは皆様御周知の通りで、リセールバリューの高さを鑑みてもディーゼル車が主役の一角に躍り出る可能性も高いと思われます。
(ブコビッチ)