ダイハツ工業は、軽自動車や小型車に設定するハイブリッドシステムに関し、マイルドハイブリッドで無く、本格的なストロング型HVシステムを踏襲する方針を固めた。近年軽自動車や小型車に関して、価格を抑制するマイルドHVが主流だったが、同社はトヨタ自動車のHV技術を生かし、ダイハツ独自のHVシステムを構築し、攻勢を掛けていく狙い。20世紀はセカンドカー的な意味合いが強かった軽自動車や小型車、今では新車販売の4割にまで成長したメインカーとなっている。このカテゴリーで低価格の本格的なHVシステムを開発出来れば、東南アジアやインド市場での販売増にも寄与しそうだ。
(一部日刊自動車新聞より)