中古自動車オークションを展開するミライブが大阪会場に続き、愛知県弥富市に建設中の新会場「ミライブ愛知会場」を6月オープンを目指し準備を進めているとのこと。開催日は未定だったが、今回の発表で業界最大手のユー・エス・エス名古屋会場と同じ、金曜日に設定するそうだ。これにより水曜日の埼玉会場、木曜日の大阪会場、金曜日の愛知会場と3日連続での開催となる。愛知会場はゴルフ場の跡地の14万8500m²を使い、2019年4月から工事に着手、バイヤー席は600、5000台規模を収容出来る会場にし、当初は4レーン方式でセリを実施する。同社は2019年10月、大阪松原市で関西松原オークションを運営していたカールホールディングスを経営統合し、「ミライブ大阪会場」になっている。

ミライブは、独自のシステムを使いユーザーに優しいとのことで近年加入率が増加、入札料は無料！、落札もライブなら1万円程度と近年の拝金主義オークションと一線を画し、ユーザーの利用し易さを追求している。（入札による落札はプラス2000円）人手不足や経費削減で人件費を削る必要が有る企業に取っては、助かると評判だ。入札料が無料なため、応札率が半端無く、たとえ流れても商談や次週出品の対策が取れると、出品店の評価も高い。今後メーカー系のような厳格な検査体制を導入すれば、更に不在入札が増加すると思われる。

（一部日刊自動車新聞より）