高山自動車は、アルミボディを採用した小型の電気自動車(EV)「MICRO FREEDOM」を製作、主にビジネス用途向けに受注販売を開始する。同社の小型EVは市販車「コムス(トヨタ車体)」のシャシー部分にユニット部品を組み付けることで、注文から2~3ヵ月で納車が可能となる。「MICRO FREEDOM」は同社が3年前に開発した「マイクロEVキッチンカー」の改良版で、「コムス」をボックス型にし、停車時には室内を拡大出来るように改造してある。調理台を取り付けることで、商業施設やイヴェント会場などで飲食の販売車としても活用出来る面白い仕掛けに。「MICRO FREEDOM」は旧モデルの外板を全面的にアルミ化することで重量を大幅に低減、キッチン部分を除いた車重はコムスと同程度の410Kgに抑えている。またアルミ化は軽量化はもちろん、雨天時の使用を想定することで錆びずに高寿命化された点も素晴らしい。来年以降年間50~100台をテストでリース販売し、定期的にメンテナンスを実施していく。(日刊自動車新聞より)
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、東京を中心にイヴェントを今後も増加していくでしょうし、オフィス街の昼食の移動販売、タワーマンション付近でのマルシェ(市場)や軽食など、このような車輌は非常に面白いと個人的に思っており、EVということで、環境にも優しくまさに都市型の移動店舗には持ってこいと思います。EVが今後台頭する中で、多目的な車輌が今後も増加していくことでしょう。