ミャンマー同様、アジアの曙として注目されているヴィエトナム、順調な経済成長の下販売が伸びていたが茲許売れ行きが落ちてきている。理由は来年1月からATIGA(ASEAN Trade in Goods Agreement)により関税が30%(今年1月から40➡30%)から一気に0%に引き下げられる予定で、消費者がその確定を待って買い控えを起こしていると思われるためだ。ただ関税がゼロになれば、地場生産メーカーは技術で太刀打ち出来ず、淘汰が進む可能性も残っている。同国でここ数年人気が出てきているのがマツダで、「マツダ2」、「マツダ3」、「CX-5」が大人気に。
2017年10月ヴィエトナム新車販売台数及びシェア
1位:THACO (チュオンハイ自動車)(越) 4,554(-35.3)20.8%
2位:トヨタ 4,397(-20.5)20.1%
3位:VINAマツダ 2,612(-6.8)11.9%
4位:フォード 2,282(-6.1)10.4%
5位:ホンダ 1,011(-18.9)4.6%
6位:いすゞ 892(+0.5)4.1%
7位:GMヴィエトナム 783(-16.3)3.6%
8位:メルツェデス・ベンツ 680(+46.9)3.1%
9位:VINA STAR(三菱・プロトン) 670(+27.9)3.1%
10位:スズキ 664(-2.2)3.0%
11位:日野 411(+30.5)1.9%
12位:DOTHANH (越) 389(+95.5)1.8%
13位:VINAMOTOR(自動車工業総公社) (越) 328(+33.3)1.5%
14位:VEAM(農業機械総公社) (越) 232(-32.8)1.1%
15位:SAMCO(サイゴン交通運輸機械総公社) (越) 106(-53.3)0.5%
16位:TCIEV(越) 71(-81.0)0.3%
17位:レクサス 57(-52.9)0.3%
18位:プジョー 16(-60.0)0.1%
19位:SYM(台) 1(-75.0)0.0%
カッコ内前年同月比増減率%
(VAMAデータ)