三菱電機は2019年に自動駐車システムを量産化させると発表しました。車輌に取り付けられた超音波センサー(ソナー)で駐車可能な空間を検出、ブレーキ、アクセル及びステアリング操作を自動で制御、縦列、並列両方の自動駐車が可能で、独自開発する最適経路アルゴリズムによって短時間で自動駐車が可能で、車外からの遠隔操作にも対応させるとのこと。同社が開発する自動駐車システムは、車輌の前後左右に装着した12個のソナーで車輌周辺の状況を認識、駐車可能な空間を検出するもので、車輌全長プラス80cm、並列駐車の場合全幅プラス30cmのスペースが有れば駐車可能と判断する。現在正式に受注が取れてはいないが、今後自動車メーカーの要望に沿ったシステムを提供して、2019年に量産開始する予定。また将来的にはドライバーが降車後、無人の車輌が自動で駐車、通信を使って運転者の場所まで無人の自動車が自動で戻るという「ヴァレーパーキング」システムも開発予定との事。
(日刊自動車新聞より)