三菱ふそうトラック・バスは、2022年を目途にトラック及びバスの全モデルにEVを設定しEV販売比率を25%にまで高め、同時に新たなEVのサブブランド「E-FUSO」を立ち上げる。乗用車を中心に世界的にEV需要が高まる中、都市圏での配送、ランニングコスト抑制、環境保護のメリットを前面に打ち出すことで、EV商用車の普及を加速させていく公算。同社では小型トラックのEV「eキャンター」を大口顧客向けに投入した他、「東京モーターショー2017」でEV大型トラックのコンセプトモデル「ビジョン ワン」を世界初公開、車両総重量23トンで350キロメートルの航続距離を可能にしつつ最大積載量は11トンとディーゼル車比1.8トン減に抑え、2021~22年の市販化を目指す。

(日刊自動車新聞より)