世界のHV車を牽引するトヨタ自動車とホンダ技研工業ですが、上期のHV車世界販売台数が発表され国内は一巡感が出ていますが、世界販売は順調に推移しています。上期として両社揃って前年実績を上回ったのは、2014年以来3年ぶりとなります。トヨタ自動車は、「C-HR」が11万6700台の純増でHV世界販売の約15.2%を占め、「ヴィッツ(欧州名ヤリス)HV)も引き続き好調、北米市場ではプリウスが伸び悩んだが、代わりに「RAV4 HV」と「ハイランダー HV」が前年実績を上回りました。ホンダは、「アキュラMDX HV」、「アコードHV」、「スピリアHV」が世界販売を牽引しましたが、欧州市場では相変わらず軟調に推移。

トヨタ自動車2017年上期(1-6月)HV販売

世界販売 768,800(+8.4)

国内販売 347,600(-4.9)

海外販売 421,200(+22.6)

(北米) 116,400(-9.6)

(欧州) 200,900(+43.4)

(その他) 103,900(+39.3)

国内販売比率:45.2%

ホンダ技研工業2017年上期(1-6月)HV販売

世界販売 125,100(+18.0)

国内販売 100,800(-2.0)

海外販売 24,400(+771.4)

(北米) 13,200(+419.7)

(欧州) 100(+232.5)

(その他) 11,100(+4931.8)

国内販売比率:80.6%

カッコ内前年同期比増減率%

北米:カナダ・米国・メキシコ

ホンダの欧州は中近東諸国及びアフリカを含む

(日刊自動車新聞データ)