マツダ自動車はトヨタ自動車との資本提携を受け、商用車生産から撤退しトヨタ製商用車へと移行していく。マツダが生産しているボンゴシリーズは、これまで日産や三菱に提供されてきましたが、2011年に三菱、2015年12月末に日産へのOEM供給がそれぞれ終了し、今回商用車製造から手を引く形になりました。現在のボンゴシリーズは、1999年6月にモデルチェンジしましたが、衝突安全対策で、フロント部分に手を加えて設計されたもので、基本構造は1983年9月の3代目を踏襲していました。今後は経営資源を次世代エンジンやEVに傾注し、商用車はトヨタ自動車からOEM供給を受け、ファミリアバンは日産・NV150ADからプロボックスへ、ボンゴバンはライトエースに、ボンゴトラックはライトエーストラックにシフトしていく予定。