ホンダ技研工業は1991年~1996年に掛けて販売していた2シーターオープンの「ビート」の補助部品の内、生産を打ち切っていた部品の再販を始めると発表しました。初回の販売はホイール、運転席シートベルト、ライセンスライト、ヒーター用モーターの5部品だが、10月以降順次75部品を販売する。「ビート」は生産が終了して20年以上経過するが、市場での残存率が6割と非常に高く、構造部品や状態の維持のために純正部品の需要が非常に高い。同社は愛着あるスポーツカーに乗り続ける喜びを最大化するという観点から、全部で1600点あるビートの補修部品のうち、80部品についてようやく再販の目途を立てました。この再販部品は量産時の部品メーカーが生産、ホンダカーズで販売され、再販部品の情報はホンダのHPで情報を掲載しています。「ビート」は約5年半で累計3万8000台を販売、20年以上経過した今でも2万台以上が保有されている。
(一部日刊自動車新聞より)