独ロバート・ボッシュは、車輌が所定の駐車スペースに自動で駐車する「自動ヴァレーパーキング」をダイムラー社と共同で開発、2018年に独メルセデス・ベンツ博物館で実用化すると発表しました。両社が開発した「自動ヴァレーパーキング」は、ドライバーが降車エリアで車輌から離れた後、スマートフォンのアプリ経由で指示をすることで、当該車輌が自動で駐車スペースに移動して駐車するという世界初のシステム。ボッシュがセンサーなど駐車場のインフラと通信技術を、ダイムラーが車輌側の技術を開発、この新たな自動駐車システムにより、駐車によるストレスや時間、ドライバーの乗り降りを考慮する必要性が無いために、駐車可能台数を2割増やすことが出来るという。完全自動運転の前段階として画期的なシステムと思われ、特に駐車スペースを最大限に利用しなければならない日本の都市部では、今後必須になるかもしれない先進技術でしょう。
(一部日刊自動車新聞より)