三菱ふそうトラック・バスは、今年5月に全面改良した新型「スーパーグレート」の顧客向け試乗会を全国ほぼ全ての都道府県で実施します。発売以降、全国の主要都市7ヵ所で開催してきましたが、各都道府県の顧客や販売拠点から試乗の要望がかなり集まっている。このため同社は、さらに30か所以上で年内に追加開催することを決定、新型「スーパーグレート」で大型車販売を巻き返すための下地作りをしていき、中期的に大型トラック新車販売シェア25%以上に目標を引き上げた。5月に21年ぶりに全面改良した新型「スーパーグレート」、新開発のダウンサイジング過給エンジン等を搭載し燃費を最大15%改善、さらに機械式自動変速機(AMT)「シフトパイロット」を全モデルに採用、2ペダル化を図ることで、ドライバーの負担軽減を図った。既に実施した試乗会の参加者からは、かなり高い評価を得ており、Seeing is believing(百聞は一見に如かず)ならぬDriving is believing(試乗は一見に如かず)ということで、全国で試乗会を実施するに至った。三菱ふそうトラック・バスの大型トラックの新車販売シェアは、今年1~6月が18.5%、6月単月では20.8%と順調に推移、今後の試乗会実施をきっかけにして早期にシェア25%超えをねらっていく。

(一部日刊自動車新聞より)