全米リアルター協会(NAR)によると、2016年3月から2017年4月までの外国人による中古住宅購入額は前年比49.0%増の1530億ドル(約17兆円)と、2015年に付けた記録を抜き過去最高を更新しています。その影響で中古住宅購入者に占める外国人シェアは約10%に達し、さらに伸び続けています。茲許ドルインデックスが高止まりしてドル高傾向になっていますが、それでも外国人による米国不動産の購入意欲は留まるところ見せていません。下記に国別の投資金額を記しておきましたが、首位は圧倒的に中国となっており、第3国経由での資金流入も考えると、まさに爆買いといったところでしょう。日本も超高級マンション、ホテル、温泉旅館、レストラン等々これまた爆買いされているのが現状です。

外国人による米国中古住宅購入ベスト5

1位:中国 317億ドル(全体の20.7%)

2位:カナダ 190億ドル(全体の12.4%)

3位:英国 95億ドル(全体の6.2%)

4位:メキシコ 93億ドル(全体の6.1%)

5位:インド 78億ドル(全体の5.1%)