北米市場で飛躍的な販売を続けているスバルですが、国内市場も新型車効果も有り過去最高記録を更新続けている。5月と6月の販売実績で、それぞれ単月としての過去最高を1995年以来、22年ぶりに更新、2017年上期(1~6月)の販売実績においても同期間としては1997年以来、20年ぶりの記録更新となりました。上期の牽引役は「インプレッサ」と「XV」ですが、車輌の完成度はもちろん、「アイサイト」に代表される運転支援システムの質や完成度の高さも、ブランド価値向上と販売力の強化を下支えしているのでしょう。2012年に軽自動車生産を終了、その後乗用車の少数精鋭戦略と「アイサイト」に代表される先進運転支援システムにいち早く取り組んだことで、ユーザーからの圧倒的な支持を得ることに成功。ポルシェと並ぶ低重心水平対向エンジン+AWDシステムに定評が有ったスバルは、ここ数年で見事なまでの変貌を見せました。

(一部日刊自動車より)