米国ゼネラルモータース(GM)は、世界規模で進める経営の合理化の一環として、シンガポール全従業員の7割に当たる130人をレイオフすると発表しました。削減対象となるのは国際部のゼネラルモータースインターナショナル(GMI)で、解雇は6月末と12月末の2回に分けて実施する予定。何度かレポートしておりますが、GMは世界中で選択と集中を加速化させており、最近の南アフリカ・東アフリカのシボレーブランドの販売中止となったのは記憶に新しい。米国企業は景気が良い時にレイオフや経営戦略の大ナタを振る傾向があり、今回の一連の動きもその流れを汲むものと思われる。
(一部シンガポールストレートタイムズ紙)