デンソーは、従来の鉛バッテリー式冷凍機に比べ約6割軽量化した「車載用リチウムイオンバッテリー式冷凍機」を開発したと発表しました。動力源にリチウムイオン二次電池を使用することで、充電時間を従来型の半分の2時間に、電池サイズを61%小型軽量化し総重量を50㎏に抑制、これにより車輌の低燃費化に貢献するとともに、積載量を増加させ集配効率を高めることに大きく寄与する。肝のリチウムイオン二次電池は、従来の鉛蓄電池型と比べて寿命が約4倍に伸びたことで、電池交換費用やメンテナンス作業に掛かる休車日を減少させることで、集配業務全般の効率化にも貢献するとのこと。ここもと10年でネット通販は右肩上がりに増加しており、今後もその傾向は続くとみています。デンソーのリチウムイオン二次電池開発は、配送業社にとってはタイムリーな商品になると思われます。
(一部日刊自動車新聞より)