いすゞ自動車は18日、米国ゼネラルモーターズから南アフリカ子会社の株式を取得し、完全子会社化する発表しました。これに伴いGM子会社へ委託していたピックアップトラック事業を内製となる。小型及び中型トラックのノックダウン生産生産と販売を手掛けるいすゞトラックサウスアフリカ(ITSA)はGMが30%出資しており、6月に同社から株式を取得する形で完全子会社化する。同時に名称もいすゞモーターズサウスアフリカへ変更する。GMは経営合理化の一環として米中に経営資源を集中する一方で、インドとアフリカ事業からの撤退を表明をしており、今回はその流れを受けたものだ。アフリカでは4月にもケニアのGM子会社を買収、いすゞ自動車は今後アフリカ諸国への販売を加速させていく狙いだ。
(一部日刊自動車新聞より)