1957年4月に富士精密工業(後のプリンス自動車)の主力車種として生産・販売されてから、今4月で60周年になりました。桜井眞一郎が命名したこの「スカイライン」、読者の方々、特に自動車関係の職についている方々には、大変思い入れが強いブランドだと思います。ハコスカ、ケンメリ、鉄仮面、7TH、超感覚等々、別の愛称で親しまれた名車も、デビューから60年が経過したとは、隔世の感が有ります。累計販売台数は300万台を超え、現在の「スカイライン」は13代目となりますが、昨年の販売台数は全盛期の1/40の4000台にまで落ち込んでいる。世界中で苦戦しているクーペ、セダン市場において、今後どのような戦略に打って出るのか、期待したいところ。