NTNは、米国にドライブシャフト用部品を加工する工場を新設すると発表しました。今年4月から順次着工し、2018年4月から量産を開始する計画。先月は落ち込みましたが、引き続き堅調に販売が伸びている米国市場で、現地での生産能力を増強して対応させる狙い。NTNと自動車部品メーカーの高雄工業、高周波熱錬の合弁会社であるNTKの第二工場をインディアナ州アンダーソン市に新設する。新工場は2015年に設立したドライブシャフト完成品工場の西側に建設、シャフトの旋削、熱処理加工を行う予定で、新工場の敷地面積は16万2千平方メートルに。新たな工場を建設することで、為替リスクや事業環境の変化への影響を抑制するとともに、コスト競争力を強化する狙い。
(日刊自動車新聞より)