2016年度(16年4月~17年3月)の新車販売台数が2年ぶりに500万台を突破しました。登録車の上期は、急激な円高も有り軟調だったが、下期からの円高一服や各メーカーの新車効果が後押しして前年比7.5%プラスとなりました。一方軽自動車新車販売は、同5.1%減と3年連続のマイナスとなり、東日本大震災以降では最低となりました。何度もレポートしている通り、第一次ベビーブーマーの最後の特需が終了した今、登録車からの大きな移行が無い限りしばらく軟調に推移する思われます。さらに米国との通商交渉で日本の軽自動車優遇税制が議題に上がる可能性が高く、今後の動きには注視すべきでしょう。

2016年度(16年4月~17年3月)、日系自動車メーカー新車販売台数

1位:トヨタ 1,586,822(+10.5)

2位:ホンダ 710,790(+1.0)

3位:スズキ 638,870(+1.4)

4位:ダイハツ 582.809(-0.7)

5位:日産 557,515(-2.6)

6位:マツダ 202,742(-12.7)

7位:スバル 163,322(+8.3)

8位:いすゞ 84,602(+14.4)

9位:三菱 79,779(-21.7)

10位:日野 66,816(+10.2)

11位:レクサス 49,112(-6.0)

12位:三菱ふそう 44,636(+1.0)

13位:UDトラックス 10,460(-1.4)

カッコ内前年同期比増減率%