2017年1月の中古自動車輸出台数は、前年同月比3.6%減の6万8973台と3ヵ月ぶりに減少に転じました。ここ数年中古自動車輸出台数を大きく牽引したミャンマー向けが、右ハンドル輸入規制を敷かれた影響で足を引っ張った形だ。一方好調だったのは、北中米や南米で二桁の増加、逆に不調だったのはアジアや欧州向けだった。為替市場が115円前後で安定的に推移していたため、輸出台数を押し上げた要因ともいえる。実際昨年11月以降オークション相場が数十万以上値上がりしている車輌も散見していることから、為替市場の動向は今後も注視が必要でしょう。