豊田通商は23日、シンガポール運輸省と港湾運営会社PSAインターナショナルが公募した、トラック隊列走行システムの実証実験プロジェクトを受託したと発表しました。このプロジェクトは、シンガポールの港湾間10キロメートルのコンテナ輸送を、後続車無人の隊列走行で結ぶというもの。2017年1月~12月のフェーズ1では、本邦のテストコースでシンガポールの環境に合わせたトラック隊列走行システムの設計・開発とデモンストレーションを実施する。同社ともう一つの受注先である北欧のスカーニア社のうちどちらか1社が選定され、2018年1月から2019年12月までのフェーズ2へ進み、シンガポールのパシルパンジャンバースとビラニバースの二つを結ぶ公道ルートで各種の実証実験を行う。
(日刊自動車新聞より一部抜粋)