ニューヨーク連銀が公表した第4・四半期の米家計債務残高は、前年同期比4600億ドル増え12兆5800億ドルとなりました。この数字は、2008年第3四半期半期につけた過去最大の12兆6800億ドルをわずか0.8%下回った水準で、住宅、自動車、学生ローンの増加が目立ちました。ローン全体に占める延滞債務の割合は4.8%、ローン残高はそれぞれ、住宅が2310億ドル増の8兆4800億ドル、学生ローンが780億ドル増の1兆3100億ドル、自動車が930億ドル増の1兆1600億ドルとなりました。米国長期金利が上昇すれば日米金利差で円安要因となりますが、急激な金利上昇はマイナスの側面も有るので、注視が必要でしょう。
(ロイターより抜粋)