トヨタ自動車のフラッグシップHV車「プリウス」、お隣り中国での販売は苦戦を強いられております。12月の販売台数は僅か1台、2016年暦年の累計でも76台と前年の約700台の1/10になってしまった。同社は昨年中国で前年比8倍となる7万1676台を売り上げたが、ほとんどが「カローラHV」、「カムリHV」、「レビンHV」でした。理由は明白で、2015年に「プリウス」の中国生産を止めて、本邦からの輸入に切り替えたことで25%の関税が賦課されたことによる影響が大きいと思われます。関税が25%賦課されることにより、エントリーモデルでも381万円と高額で価格競争力でかなり劣っていることが一番の理由でしょう。
(一部ブルームバーグより)