ホンダ技研工業の2016年暦年の世界販売台数は、前年比6.6%増の497万4000台となり、5年連続で過去最高を更新しました。日本・南米・アフリカ・中東地域は減少に転じましたが、北米、中国、欧州、アジア、大洋州地域が前年を上回り着地。特に米国に次いで販売台数が多い中国が同24.1%増と大幅に増加し、世界販売台数を牽引しました。地域別では日本が前年比2.8%減の70万7000台、南米は同15.6%減の141万台、中近東・アフリカも同11.1%減の4万台と軟調に推移、一方北米は米国が同3.2%増の163万8000台、カナダは同5.0%増の18万7000台、メキシコは同18.4%増の9万台と北米全体で前年比4.1%増の193万台で着地。欧州も同18.8%増で19万台、アジア・大洋州は各国バラつきは有るが、全体では同0.9%増の70万8000台で微増、そして真打は新型車効果やエコカーの駆け込み特需で中国が125万9000台と販売台数に大きく寄与しました。
(日刊自動車より)