マツダ自動車は、新型「CX-5」の一部改良に合わせ新型エンジンを搭載すると発表しました。「CX-5」は先代モデルに引き続き先進環境技術「スカイアクティブ」の第一世代(GEN1)を採用、エンジンも先代モデルをベースに改良を加えて搭載していますが、商品改良にあたりエンジンを第二世代(GEN2)に切り替え商品力を向上させる狙い。2月に発売する「CX-5」のエンジンは先代モデル同様2リッター及び2.5リッターガソリン仕様と、2.2リッターディーゼルを採用しているが、細かな改良を施すことで実用燃費を改善させている。同社は現在、大幅な効率改善を図ったGEN2のエンジン開発をしており、2018年度までに実用化させる方針を示している。新エンジンはGEN1の新型「CX-5」にも搭載可能とすることで、モデル後半の商品力強化に結び付ける。「CX-5」は、2012年にスカイアクティブ技術を全面採用し、新世代商品第1弾として世界中で販売され、同社の世界販売の25%を占めるヒットモデルに成長している。2月の新型「CX-5」は、ボディ部品の半数を新設計し静粛性や乗り心地を改善、完全停止まで対応する「アダプティブ・クルーズコントロール」や、ハンドル操作に応じて駆動トルクを制御する「G-ベクタリング・コントロール」を採用するなど、かなりの力を入れて商品を開発している。
(日刊自動車新聞より)