三菱自動車は、排気量3.2リッター、2.2リッター、二つのクリーンディーゼルエンジンの改良や生産を継続するとした。日産自動車の出資を受け、ルノー・日産アライアンスチームに加わった?吸収された?ことに伴い、既存のディーゼルエンジンに磨きをかけ、小排気量クリーンディーゼルエンジンは、ルノーからの調達を検討する。現在同社はパジェロなどに搭載している3.2リッター、D:5に搭載される2.2リッターを保有、RVRに2自社製2.2リッター、1.6リッタークリーンディーゼルエンジンを、PSA(プジョー・シトロエングループ)から調達している。ルノー・日産アライアンスチームの参加することにより、今後はルノー製の1.5リッターないし1.6リッタークリーンディーゼルエンジンへシフトする予定。何度も言うようだが、トヨタイズムが大きく寄与したとはいえ、スバルやマツダが少数精鋭車輌に変遷することにより大きく変革を遂げたように、三菱自動車は日産・ルノーイズムを踏襲し、SUV・RVに特化すべきだと思います。世界的にニーズが高いSUV・クロスオーバー・RV市場において、手薄な中・小型SUVや魅力あるクロスオーバーやRVを開発してもらいたいものである。
(一部日刊自動車新聞)