デンソーとNECは26日、高度運転支援システム(ADAS)、自動運転、生産の分野で協業を開始したと発表しました。ADASと自動運転の領域では、デンソーデンソーの先進安全技術と、NECが開発した危険予知に繋がる人工知能(AI)を組み合わせた商品を共同で開発する予定。自動運転や電動化の進化に伴い、搭載される製品同士の連携はより複雑化され、それに対応させるためにNECグループが持つシステム開発要員を活用した柔軟な体制を構築する。またIoT(Internet of Things)普及に際し、高度な情報セキュリティーを確保出来る製品開発の構築や、デンソーの生産におけるNECのIoT技術の活用に関しても協業を検討する。高齢社会の本格到来で、自動運転やヒューマンエラー抑止効果を狙った自動車やそれに付帯する企業と電機メーカーの協業は、益々活発化すると思われます。

(一部日刊自動車新聞)