富士重工業は14日、先進運転支援システム「アイサイト」搭載車の世界累計販売が100万台を突破したと発表しました。これは2008年5月の発売以来、8年7カ月での達成となり運転支援システムの積極展開が世界で認知された素晴らしい結果でしょう。アイサイトは、世界初のステレオカメラ方式の運転支援システムで、緊急自動ブレーキや全車速追従クルーズコントロール機能を搭載し、2008年5月に「レガシー」設定し、その2年後「Version 2」に進化させ完全停止まで実現させた。この「Version 2 」で「ぶつからない車」としてCMで訴求して、緊急自動ブレーキの認知度と有用性を一気に世間に認知させることに成功。2014年には最新の「Version 3」に進化、ステレオカメラをカラー化させ検知能力を高め、追従機能などを進化させている。ここ数年自動車メーカー各社がスバルを追従してきている通り、先進運転支援システムを大きな自動車販売のセールスポイントにした同社の功績は非常に大きいと言えるでしょう。
(一部日刊自動車新聞より)